2018年03月03日

ふぇみんに書評が載りました

「ふぇみん」に書評が載りました。どうもありがとうございます!

ふぇみん 若槻菊枝 女の一生.JPG

ツイッターでもつぶやいています。


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2018年02月15日

石牟礼道子さんと若槻菊枝さん

石牟礼道子さんの訃報を知ってから、毎日考えている。
新聞にも追悼文が連日掲載されている。
多くの人に読まれる追悼文だけでなく、
どこにも書かれることもなく、それぞれの心のなかで語られる追悼の言葉が無数にあると思う。
そうした声が聞こえないかと、耳を澄ませています。


石牟礼さんと若槻さん.jpg

『苦界浄土』三部作を一冊で読めるのは、私がこの本を買った2013年の時点では、池澤夏樹さん編集の河出書房新社のものでした。(講談社文庫のものは第一部にあたります)

新潟日報のコラム日報抄は、『苦海浄土』を読んで水俣病患者の支援を始めた一人として、「新潟市出身の若槻菊枝さんだ」と書き、「石牟礼さんが東京でも執筆に専念できるよう、自宅に書斎を用意した。若槻さんが(略)亡くなった際、石牟礼さんは弔辞を送っている」と拙著からの一文を引用されて、お二人の間柄を書いてくださりました。

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2018年01月23日

増刷お知らせ広告『若槻菊枝 女の一生』

おかげ様で『若槻菊枝 女の一生』が増刷されました。
本の広告を見た!という方から、写メが送られてきましたので、共有させていただきます。

20180107熊日.JPG


初版本をご希望の方は、送料無料で著者(私)からの購入をご利用ください。
https://t.co/bTXrQGGc4l

届いたばかりの本.JPG

いつもご支援ありがとうございます!
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2018年01月04日

『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』と『若槻菊枝 女の一生』

皆さま、2018年もよろしくお願いします。

さて、昨年の話になりますが、私の本『若槻菊枝 女の一生』と、映画 『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』が、新潟日報のコラムで一緒に紹介されました。

20171123新潟日報e.jpg
クリックで拡大します。

このコラムがきっかけで、若槻菊枝さんのお連れ合い、登美雄さんから、「わたしねぇ、カメジローさんに会ったことがあるんですよ。瀬長亀次郎さんでしょ」
と、突然の告白がありまして、びっくり!しました。

カメジローさんとお会いになったのは、ずいぶん前のことなのに、「瀬長亀次郎さん」と、登美雄さんの口から、フルネームがスラスラと出てきたのです。

『若槻菊枝 女の一生』第二章「東京 新宿に店を持つ」では、劇団員だった登美雄さんが、『ちぎられた縄』(作:火野葦平 演出:佐佐木隆)で沖縄青年を演じたていたことを書きました。その時期、劇団員は、上京中だったカメジローさんのところに、沖縄の話を聞きに行ったのだそうです。

本に含まれていないこぼれ話です!

こんな発見があったのも、新潟日報の記者の方が、『米軍が最も恐れた男 その名は、カメジロー』を見て、私の本『若槻菊枝 女の一生』の一節を、思い出してくださったからです。
その記者の方に、この場を借りて、お礼申し上げます。

アップリンクで、見逃した映画特集として、『米軍が最も恐れた男〜その名は、カメジロー〜』
が、12/30(土)〜1/5(金)上映されますね!

私の本『若槻菊枝 女の一生』も、ぜひ読んでほしいです。

20171028日経新聞この一冊.jpg


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2017年12月30日

紀伊國屋書店の書評の本棚に『若槻菊枝 女の一生』

紀伊國屋書店のサイトに、
「新聞書評(2017年)の本棚」
というコーナーがあり、
『若槻菊枝 女の一生』もご紹介いただいております。
ありがとうございます。

紀伊國屋書店.jpg


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2017年12月05日

増刷『若槻菊枝 女の一生』

『若槻菊枝 女の一生』が増刷されることになりました。



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2017年11月12日

新宿のバー「ノアノア」から (東京新聞に掲載されました)

水俣病患者 支えた半生
新宿のバー「ノアノア」から
故・若槻菊枝さんの伝記出版


という見出しで、東京新聞(2017年11月7日)に、私の本の記事が載りました。

20171107東京新聞.jpg

若槻菊枝さんの写真と、もう一枚は、出版記念の集いのときの写真です。
場所はノアノア。

ネットの記事は、最後のほうに、もう一文ありまして、

ホームは一四年に完成した。そこで暮らす渡辺栄一さん(65)は、出版記念の集いに上京し「若槻さんは素直で優しい人。今の家は住み心地が良くてうれしい」としのんだ。


と書かれています。

ここにでてくる渡辺栄一さんが、写真の左から3番目の方です。
水俣から上京されて、出版記念の集いに参加してくださりました。
栄一さんは、記事にでてくるグループホームで生活をされていいます。
栄一さんのことは、私の本にも書いています。
熊本水俣病第一次訴訟原告団長の渡辺栄蔵さんのお孫さんでもあります。

そして、写真の右端は、加藤たけ子さん。
栄一さんたちが暮らすケアホームを運営する福祉施設の代表をされている方です。
加藤さんも私の本に登場する方です。
写真には写っていませんが、水俣からは他にも、永本賢二さん、松永幸一郎さんが、加藤さんと一緒に、出版記念の集いに来てくださりました。

そして、写真にうつっている「苦海浄土基金」の木の箱。
これは、70年代、菊枝さんがお店で患者支援のカンパを集める際に使っていたものです。
現在は、お店に置かれていませんので、この写真は非常に貴重です!
新宿ノアノアと苦海浄土基金が一緒に写っている写真――。
菊枝さんの呼びかけてで集まったカンパが、杉本栄子さんや、川本輝夫さんたちを支えていたことを、私の本に書いています。

ぜひ、『若槻菊枝 女の一生』読んでください。

リツイートも嬉しいです。








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2017年11月08日

日経新聞で紹介いただきました!

「水俣病 の悲惨さと、補償交渉などの厳しさを一人の女性の生き方を通して垣間見ることができる」と
日経新聞(九州・山口・沖縄版)でご紹介いただきました!

20171028日経新聞この一冊.jpg

ツイッターでもつぶやいています。
リツイートしていただけると嬉しいです!



posted by みの at 13:38| 水俣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

本の注文承ります『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』

私の本について、
「本屋にないのだけど、どこで買えるの?」
と聞かれることもあり、

アマゾンや、熊日出版での注文や、書店での取り寄せをご紹介してきましたが、著者から購入することもできます。


『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』の注文承ります。

著者から購入する場合は、以下の手順でご注文ください。

先払いになります
以下の口座に本の代金(1冊あたり 1620円・税込)をお振込みください。
送料はいただいておりません。こちらで負担いたします。国内発送のみご注文承ります。

お振込みの際、振込取扱票の
【通信欄】に 注文冊数
【ご依頼人】のところに、おところ、おなまえをご記入ください。

1冊ご注文の場合の記入例です(クリックで拡大します)
払込取扱票.jpg


【ゆうちょ銀行からお振込の場合】
金融機関 ゆうちょ銀行
口座番号 00190−8−487351
口座名  おくだみのり

【ゆうちょ銀行以外からお振込の場合】
金融機関:ゆうちょ銀行
店名:  〇一九 店(ゼロイチキユウ店)
店番:  019
預金種別:当座
口座番号:0487351
口座名 : おくだみのり

ご入金の確認ができ、注文冊数、本の送り先等に不備がない場合は、すぐに発送準備を開始します。






最寄りの書店に私の本がない場合、取り寄せも出来ると思います。
取り寄せまでの日数は、書店によります。
私の本を書店取り寄せをした方のなかには、1週間くらい待った人もいれば、2週間以上待ったという人もいました。

図書館に『若槻菊枝 女の一生』がある可能性もあります。
新潟市立図書館では、17人待ちという情報をお聞きしました。

図書館にこの本が入っていなくて、リクエストした場合、私が別の本を図書館にリクエストした経験からですと、だいたい2〜4週間は待ちます。

急ぐ本でないときは、良いかもしれませんね!

読書の秋ですので、『若槻菊枝 女の一生』を読んでいただけたら嬉しいです!


若槻菊枝 女の一生  新潟、新宿ノアノアから水俣へ -
若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ -







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2017年09月25日

熊本日日新聞に紹介記事 『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』

熊本日日新聞に自著の紹介記事が掲載されました。

20170920熊本日日新聞.jpg
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2017年09月24日

毎日新聞に掲載:奥田みのりさん「若槻菊枝 女の一生〜新潟、新宿ノアノアから水俣へ」熱い70年代、浮き彫りに






記事は、オンラインでお読みいただけます。
https://mainichi.jp/articles/20170917/ddp/014/040/008000c

アマゾンでも販売中です!
若槻菊枝 女の一生  新潟、新宿ノアノアから水俣へ -
若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ -



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2017年09月16日

読者プレゼント『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』( 著者:奥田みのり)

ビッグイシュー読者プレゼント
『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』( 著者:奥田みのり)を3名様にプレゼント!
応募締め切りは10月15日まで。




詳しくは、ビッグイシュー319号(9月15日発売号)をお求めになり、応募なさってください。

ビッグイシューについて↓




プレゼント応募ではなく、私(著者)から本をご購入希望の方は、コチラまで。
http://yummyseaweed.seesaa.net/article/453632481.html

アマゾンや熊日出版、書店お取り寄せでも購入できます。

その他、ブックファースト新宿(西口)、紀伊國屋本店(東口)、紀伊國屋西武渋谷店、紀伊國屋新潟店、などで販売中!

紀伊國屋書店の場合、https://www.kinokuniya.co.jp/  から在庫確認ができます。

どうぞよろしくお願いします。
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2017年09月15日

新潟日報に自著が紹介されました。

新潟日報に自著が紹介されました。

若槻菊枝さん伝記に/熊本日日新聞社が出版
という見出しで、本の表紙がカラーで載ったことが嬉しいです!

20170906新潟日報 (web).jpg

私の本の記事は、
映画『阿賀に生きる』完成25年と、佐藤真監督没10年の集いを紹介する記事と隣り合わせで、

『水俣』への情熱を忘れない

という見出しを囲むように配置されています。

20170906新潟日報(縮小).jpg

新潟は若槻菊枝さんの生まれ育った故郷ですので、新潟の方に『若槻菊枝 女の一生』を読んでいただけると嬉しいです。

本のタイトルにも、「新潟」が入っています。

若槻菊枝 女の一生
新潟、新宿ノアノアから水俣へ



『若槻菊枝 女の一生』 アマゾンでも販売しています!
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2017年08月30日

自著の表紙『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』

自著『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』について。

表紙、見ていただけましたか?

私はこの表紙が大変気に入っています。

いろいろな案があったのですが、この表紙にしてよかったです。

本の発売前、私の本の担当者の方が、このようなツイートをされていました。




色校正の真っ最中!
赤い色といっても、微妙に色の違う何種類かを見比べました。
タイトルの文字の色も、いろいろ試してたり。

実際に自分の本が届いて、本を手にして、表紙の出来栄えにほれぼれしてしまいました。

本を読み終えた後も、表紙が見えるように飾っておきたくなります。

皆さんにも見ていただきたいです。




若槻菊枝 女の一生  新潟、新宿ノアノアから水俣へ -
若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ -
posted by みの at 14:29| 水俣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月28日

『若槻菊枝 女の一生』紹介記事

私の本『若槻菊枝 女の一生』が、熊本日日新聞(2017年8月5日)で紹介されました。

2017.8.5 熊日 夕刊「熊日出版情報」.jpg
※クリックで大きくなります!

ご注文は、熊日販売センター、熊日支社・総支局または熊日出版
とあります。
これに加えて、
アマゾン
最寄りの書店で取り寄せ

でもご注文できます!

若槻菊枝 女の一生  新潟、新宿ノアノアから水俣へ -
若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ -

続きを読む
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2017年08月25日

自著の発売日のツイート

8月3日に私の書いた本が発売になりました。
こんな経験は二度とないかもしれないと思い、以下のようなつぶやきをしました。

本を出版したことで、初めての体験をいろいろとしています。
何冊も本を出されている方にとっては何でもないことでも、
私にとっては知らなかったことばかりで、いろいろと勉強になります。

著者が本の営業も行っていますので、

アマゾンで購入できます。
最寄りの書店でお取り寄せ注文できます。

といったつぶやきが多くなると思いますが、ご容赦くださいませ。

どうぞよろしくお願いします。



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2017年07月29日

著書『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』が発売されます

若槻菊枝 女の一生.jpg

著書『若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ』が、8月3日に発売されます。
新潟・新宿ノアノアから水俣へ
−「苦海浄土基金」から広がった患者支援の輪−

 貧しい新潟の農家に生まれ、新宿のバー「ノアノア」という店とお客に育てられながら、誰からも親しまれた菊枝ママ。
あるとき水俣病事件と出合い、水俣病患者とその家族を支援し始める。ノアノアに設置されたカンパ箱には多くの支援者たちの善意と希望が集まった。
本書は、若槻菊枝の新潟での生い立ちから晩年までの波乱万丈な人生を、彼女に惚れ込んだ著者が5年にわたる取材を行ない丁寧に描いている。



Amazonで販売しています。
若槻菊枝 女の一生 新潟、新宿ノアノアから水俣へ

著者 奥田みのり
定価 定価 1620円(本体1500円+税)
仕様 判型:A5判
   頁数:328ページ
   製本:並製本
発行 熊本日日新聞
発売 熊日出版 (TEL096-361-3274)
熊本県内の書店、熊日出版およびAmazonで販売
熊日出版HP  https://www.kumanichi-sv.co.jp/books/





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2017年07月15日

判決 水俣病・食品衛生法に基づく調査義務付け「津田訴訟」




このツイートに書いたとおり、津田訴訟の経過を、上記サイトにまとめました。

こちらのブログには、判決日の報告ツイートだけを抜き出しました。

まず控訴審(東京高裁)での裁判経過は以下の通りです。





































津田訴訟は、

食衛法基づき、水俣病食中毒調査を行うこと。
1956年の公式発見以来、一度も食衛法に基づく調査が実施されていない違法を確認すること。
を求めた裁判でした。

東京地裁は、これらの訴えを却下(2016/12/7)
東京高裁も、これらの訴えを却下(2017/7/12)

しました。

posted by みの at 16:00 | TrackBack(0) | 水俣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月17日

大津幸四郎さん

20150322大津幸四郎さんお別れ会1.JPG

大津幸四郎さんを偲ぶ会(2015年3月22日)に参加してから、一年以上が経ってしまいました。

偲ぶ会のこと、自分なりにまとめてブログにアップしようと思いつつ、今日まで来てしまいました。
中途半端な記録ですが、残しておきたいと思います。

『三池 終わらない炭坑の物語』の熊谷博子監督の話のなかに、強烈なエピソードがありました。

30年ほど大津さんと付き合いのある熊谷さんが、たった一度だけ、大津さんの怒る姿を見たという話しでした。
広島に原爆関係の撮影で行ったときのこと、一緒に飲んでいた某テレビ局のカメラマンが、自分はテレビ局にいるから、撮りたいものが撮れないとこぼすと、大津さんは、「バカヤロー!、人のせいにするんじゃない」と怒りをあらわにし、店にいたお客は、大津さんの怒りの発言に凍り付いたといいます。

いつも物静かで寡黙な大津さんが、なぜ?
その理由を熊谷さんは、貧しいながらも、ギリギリの状況のなかで撮影をしてきた大津さんにとって、人のせいで撮りたいものが撮れないというカメラマンの言葉には黙っていられなかったのでは、と述べられていました。

裏をかえせば、どんなに貧しくても、撮りたいものを撮るための努力を大津さんはされていたのでしょう。

常日頃、「貧すれば鈍する」という言葉が頭をよぎり、これに抗う気持ちを持ち続けようともがいている私にとって、大津さんのこのエピソードは、まるで海でおぼれそうになっている私が、必死ですがりついている救命具のような存在です。

20150322大津幸四郎さんお別れ会2.JPG


私が大津さんにお会いしたのは、一度だけ。2014年3月に行われた江古田映画祭でした。
その日、私は大津さんの『撮影術 映画キャメラマン大津幸四郎の全仕事』という本にサインをいただきました。
本の表紙をめくったところに、大津さんが書いた言葉は、
三里塚に生きる、生き抜くってなんだろう。


でした。





偲ぶ会に来られていた方から、『定年時代』という新聞に掲載された大津さんの記事を教えていただきました。
その記事で、大津さんは、

「被写体の姿や生活をさらけ出す」というカメラの暴力性を指摘した上で、「相手の秘密を丸裸にしてはいけない。特に自分の中に『盗んで撮っている』というやましい気持ちが出てくる時は危険」と自戒する。


60年代に撮影した三里塚での空港建設反対闘争を再びフィルムに収めることにした動機については、
「権力と闘ってきた人々の今を知りたい。闘争で負った傷は何か。生きるということはどういうことか。こじ開けようとはせず、なるがままになればいいという撮り方にした」


と、攻めるのではなく、流れの中に身を置きながら、「待つ」姿勢で臨んだことを明かしていらっしゃいます。
この記事が掲載されたのが、『定年時代』2015年11月下旬号。
大津さんが亡くなられたのは11月28日。訃報は29日に各紙に掲載されたようです。
映画『三里塚に生きる』は11月22日から公開でした。

ちなみに、大津さんが江古田映画祭で語られた「撮影術」は、

体と心で相手にぶつかっていかないと、撮影できない。これが撮影の基本。
自分が裸になってこそ、相手のことが理解できる。そして、撮影ができる。
「撮影術」などない――。

でした。




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2016年02月14日

岩波日本発見シリーズ





















書籍『戦後復興から高度成長へ 民主教育・東京オリンピック・原子力発電 記録映画アーカイブ』


東京大学出版会のサイトから転載しています↓
未公開作品のところ、赤字にしました。

記録映画アーカイブ2
戦後復興から高度成長へ 民主教育・東京オリンピック・原子力発電
丹羽 美之 編, 吉見 俊哉 編
ISBN978-4-13-003251-3, 発売日:2014年07月下旬, 判型:A5, 320頁

内容紹介

戦後日本の時代背景を記録映画から明らかにするシリーズ,第2弾。戦後復興から高度経済成長にいたる日本の歩みにともなって構築される都市インフラ・原発,変化する地域の産業や風景などを記録映画からたどり,そこに写された日本社会の動態とその実相を浮かび上がらせる.オリンピック前の東京再開発を記録した『空にのびる街』や,幻の作品と言われる土本典昭『日本発見 東京都』など,記録映画10本をDVDに収録.

主要目次

序 章 記録映画を生き直す(丹羽美之)
第1部 社会科映画と戦後民主化
第1章 『はえのいない町』をつくった頃(藤瀬季彦)
第2章 二人の教育者と「常総コレクション」(村山英世)
第3章 見えるものから見えないものへ――『社会科教材映画大系』と『はえのいない町』(一九五〇年)の映像論(中村秀之)

第2部 高度経済成長と地理テレビ
第4章 テレビ番組『日本発見』シリーズの誕生と挫折(吉原順平)
第5章 『日本発見』シリーズの『東京都』と『群馬県』――公開版と未公開版の比較(筒井武文)
第6章 岩波写真文庫から地理テレビへ――そして,それを超えるものへ(若林幹夫)

第3部 空に,地下にのびる都市
第7章 高度経済成長と記録映画――撮影の現場から(西村健治)
第8章 オリンピック前夜の東京改造(伊藤 滋)
第9章 東京タワーとは何か――「戦後日本」,および都市の象徴として(鳥羽耕史)

第4部 原子力発電とPR映画
第10章 『いま原子力発電は…』ができるまで(羽田澄子)
第11章 核物理学者として生きた原子力時代――記録映画と共に振り返る(藤本陽一)
第12章 被爆の悪夢からの転換――原子力広報言説の戦後史(吉見俊哉)


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