2015年09月09日

水俣病 食中毒調査義務付け訴訟 第7回口頭弁論 #minamata

水俣病 食中毒調査義務付け訴訟 第7回口頭弁論が東京地裁で行われました。
2015年8月9日の出来事です。




東京地裁803号法廷の見取り図(あいまいです)

        裁判官
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
山口弁護士       被告側代理人● ● ●
佐藤英樹さん(原告)    ●    ● ●
              ●    ● ●
              ●    ● 
                   ●
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
       傍聴者16人


原告側が原告と原告代理人の二人なのに対して、
被告側(国と熊本県)は、12人でした。(数えました)


裁判官は、まず、この間に原告側から提出された準備書面を受けて、
今後の裁判の進め方を考える上でと断わってから、被告に質問しました。

被告は、準備書面で提示された内容を受けて、これまでの主張を変えるのかどうか?

最初に被告(国の代理人)は、「国の調査義務はないという主張」でいくと発言。
国は食品衛生法に基づく水俣病の現地調査を行う義務はない、という主張でいくという意味です。
(これまでの主張を変えないということ)

被告の、主張を変えないという発言をうけて、裁判官が、再び被告に質問。

決して、直ちに応答せよといっているわけではない。
従前の立場なのか、あるいは、中身の細かい話になるのか、確認したい時期にきたと述べました。

裁判官から二回、同じ内容の質問を受けたこともあってか、
被告席の代理人同志が耳うちして、

「でしたら、こちらで整理して、明らかにした準備書面を…」

準備書面を出すといった回答をしました。

一回目は、主張は変わらずと、強硬姿勢を見せたものの
二回目は、準備書面を出すと。
原告の提出した書面をうけて、被告側は、何らかの文章を作成することになりました。

その書類を提出する期日の調整が行われて、

次回の法廷は、11月4日(水)午前11時

になりました。


弁護団によると、今日の法廷で行われたことは、以下の通り。

原告側は、水俣病の現地調査をしないことによる被害の実態を準備書面で提出している。
被告側は、食品衛生法のいうところの調査は、国の施策のために行う調査であり、被害者のために行う調査ではないから、被害者は裁判を起こすことができないと主張。(つまり、被害者は、このような調査を求める裁判を起こすことができないと主張している)

双方の主張がかみあっていない状態。
裁判官は、この間、原告側が提出した準備書面を読んで(もちろん被告側も読んでいる)、被告の立場はどうなのか(準備書面を読んで変化があるのか、ないのか)表明してほしいと。それが、法廷での質問になった。


ということです。

裁判ですから、双方の主張がかみ合わないのはわかるのですが、
この裁判では、原告は現地調査を求めて裁判を起こしたのに対して、
被告は、そもそも、原告(被害者)はこの種類の裁判はおこせない、と主張しているのです。


次回の法廷は、11月4日(水)午前11時です。
posted by みの at 00:18 | TrackBack(0) | 水俣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/425578511
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
環境ブログランキングに参加しています。
人気ブログランキングへ
Blog Widget by LinkWithin