2014年12月24日

2014年12月23日のつぶやき



















戦後復興から高度成長へ 民主教育・東京オリンピック・原子力発電 記録映画アーカイブ

書籍にはDVDがついてます。
サイトの商品説明から引用します。
戦後日本の時代背景を記録映画から明らかにするシリーズ,第2弾。戦後復興から高度経済成長にいたる日本の歩みにともなって構築される都市インフラ・原発,変化する地域の産業や風景などを記録映画からたどり,そこに写された日本社会の動態とその実相を浮かび上がらせる.オリンピック前の東京再開発を記録した『空にのびる街』や,幻の作品と言われる土本典昭『日本発見 東京都』など,記録映画10本をDVDに収録.

ということで、幻の作品といわれる(スポンサーとの意向でお蔵入りしてしまった)土本典昭さんの『日本発見 東京都』も、DVDで観賞できるはず。
図書館から借りた本にはDVDがついてませんでしたので、私は映像は見てないのですが、図書館本には、付録のDVDは、出版社からの承諾が得られず貸し出せないとの断りがありました。
よって、土本典昭さんの『東京都』は見れなかったのですが、書籍を読むことで、どのようなシーン構成で、どのような角度から東京都を描いていたのかが分かりました。

解説によると、土本さん『東京都』は、永田町、国会議事堂、霞が関、官庁街、皇居といった、東京ならでは場所もおさえつつ、土本さんの関心はそこではなく、全体の映像の3分の1が新宿で、地方から東京にでてきたウェイトレスやコック見習いの若者、高層ビルの建築現場で働く労働者たちを中心にした「東京」を描きながら、増えていく東京の人口、都市化されてできあがっていく「郊外」が、どこも似通ったような風景になっていく様を描いているとのこと。この土本さんのフォーカスした点が、スポンサー側にとっては、「日本発見」シリーズの映像に期待していたものと合致しなかったようです。日本発見シリーズで期待されたのは、その県の産業や地理、観光地を紹介する映像作品だったのです。

結局、土本版『東京都』の代わりに、各務洋一さんの『東京都』が放送されています。

各務さんの作品があることで、土本版のねらいが浮き彫りになり、その逆も明らかになるという、比較対象があるが故に、他作品より注目されているように思います。

なお、同じように黒木和雄版『群馬県』もスポンサーの意向でお蔵入りし、代わりに羽仁進さんの作品が放送されています。黒木作品は、抽象的、観念的な表現方法がスポンサーには受け入れられなかったそうです。




posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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