2011年01月27日

世界のNGOが水俣病被害者の思いに賛同

現在、千葉・幕張で開催中の水銀条約に関する国際会議(INC2)、24日の出来事です。
前日(23日)に、INC2のプレイベントとして行われた「Honoring Minamata」(水俣を敬う)で表明された水俣病患者・坂本しのぶさんや、患者支援者の「水俣条約」と水銀条約に名づけることについての思いに対して、この会議に参加しているNGOが、賛同のステートメントを発表しました。

その思いとは、現行の水俣病に対する国、熊本県、チッソの対策は、十分ではない。
もし『水俣条約』と名づけるのであれば、水銀暴露地域の住民健康調査など、未だに実行されていない取組みなどを、しっかり行うべきである、という内容です。

• 被害の全容を明確にすること
• 全ての被害者を補償すること
• “汚染者負担の原則”を実施すること
• 水俣湾と不知火海の水銀汚染を十分に浄化すること
 
箇条書きにしてみれば当たり前のことのように読めますが、どれも十分になされていません。

24日IPENからしのぶさんへ署名手渡し.JPG
NGOネットワーク「IPEN」の代表者から、「世界のNGOは、55年にわたる悲劇のなかで
水俣病被害者が提起した要求を支援する」という文書が、坂本しのぶさんに手渡された。


 我々は日本政府に対し、2013年にこの条約が完成する前に水俣の悲劇を解決するという公約をし、この悲劇の抜本的な解決に向けて具体的に歩み出すことを求める。 55年間にわたり闘い続け、問題の抜本的な解決を求める水俣被害者団体を我々は支持する。
IPEN共同代表マリアン・ロイド-スミス


 世界の水銀規制条約を水俣条約と名づけることは、条約をこの悲劇に直接的に結びつけることである。もし条約にこの名前をつけるなら、被害者らの正当な要求が尊重され、水俣の悲劇からの教訓がこの条約に適用されなくてはならない。
IPEN共同代表のオルガ・スパランスカヤ



このステートメントに賛同する人は、この後増えていき、以下の国の代表団に所属する個人も署名に名を連ねています。

イラク IRAQ - Ministry of Environment
イラク IRAQ - Ministry of Science
ハイチ HAITI - Ministry of Environment
ニジェール NIGER - Ministry of Environment
エチオピア ETHIOPIA - Environment Protection Authority
モザンビーク MOZAMBIQUE - Ministry of Environment
トーゴ TOGO - Ministry of Environment
インド INDIA - Government of India
アルジェリア ALGERIA - Ministry of Industry
ベトナム VIETNAM - Ministry of Industry and Trade
イタリア ITALY Ministry of Environmen
コートジボワール Cote d'Ivoire - Ministere de L'Enironment
マーシャル諸島 Marshall Islands - Environment Protection Authority
ターキー TURKEY - Ministry of Environment and Forest
ノルゥエー NORMWAY Climate and Pollution Agency
フィリピン PHILIPPINES - Department of Environment and Natural Resources


ここでは政府関係者だけを紹介しましたが、NGO関係者の名前もたくさんありました。

honoring minamata 署名ロビー.JPG



以上。

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posted by みの at 17:29 | TrackBack(0) | 水俣 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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