2009年02月25日

映画「シリアの花嫁」

岩波ホールで公開中の映画「シリアの花嫁」は、結婚して国境を越えたら、もう2度と故郷へは戻れないシリアの花嫁を描いた作品。

ゴラン高原北部のマジュダルシャムスはシリア領。
しかし1976年に勃発した第3次中東戦争でイスラエルに占領された。
停戦ラインが引かれ、多くの住人たちは無国籍者となり、新たに引かれた境界線の向こう側にいる肉親との行き来は不可能になった。

「もう二度と帰れない。それでも私はこの境界を越える。」

は、シリア側に嫁いでいく花嫁の言葉だ。





私は映画をまだ見ていない。
見ていないが、舞台となるゴラン高原という地名に反応して、このブログを書いている。

ゴラン高原は、高原というだけあって、高台であり、川の上流でもある。

水資源に乏しい中東地域において、水の確保は非常に重要だ。

かつてイスラエルは、十分な水資源を持っていなかったが、近隣諸国の川流域を制圧することで、水資源を確保してきた。

ゴラン高原はその一つである。

ゴラン高原の占領によって、ヨルダン川の上流を抑えた。また、ヨルダン川西岸区域とガザ区域を占領した。

人が生きていくためには水が必要だ。
水資源を十分に確保したイスラエルは、パレスチナ人が水にアクセスするのを厳しく制限したという。



よく、中東問題は、石油利権や宗教、民族の対立で語られるが、水資源をめぐる争いの及ぼす影響は大きいということを、書籍「地球環境『危機』報告」(石弘之)で知った。


石先生に先日取材させていただき、地球環境「危機」報告 について執筆の動機、最も伝えたいことなどをお聞きした。

記事は「オルタナ」13号(4月初め書店に並びます)に掲載されます。



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シリアの花嫁
posted by みの at 15:56| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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