2014年11月13日

2014年11月12日のつぶやき





























解縛 小島慶子

サブタイトルが「しんどい親から自由になる」なのと、新聞に載っていたインタビュー記事から、母親との関係について書かれた本だと思って読んだが、母親との関係だけでなく、家族(父親と姉)、幼少期に近所だった同世代の子供たち、アナウンサー時代の同僚ほか、との人間関係まで含んでいた。
著者が「女性」であることから、「見られる性」として意識の芽生えについて書かれていたが、あまりにも幼いときにそうした時期があることに驚くと同時に、そうゆうことも私が気づかないだけで、私の幼少期にはあったのかもしれないな、と思う。
表紙の写真を見てもわかるが、この本は、著者が自分の内面をさらけ出した本である。
著者の抱えてきた葛藤。その葛藤とどう折り合いをつけて今があるのか。
他人の人生の一部を、本を通して知る。
読者のなかには、救いを見る人もいるだろう。著者はそういう人がいたらそれだけで嬉しいと書いている。
だが、アマゾンのレビューを見ると、「やっかみ」も多く、これが世の中なのあり様なのだとも考えたりする。
メディアで見せる著者の「できる」大人像と、彼女が抱えてきた内面のギャップは、ある人にとっては魅力であり、別の人にとっては、相手を見下す材料になる。
自分の立ち位置を正当化させるために、身近な(テレビで見るタレント含め)人を見下すことで、平常心を保持するってことも、著者は母親についての語りで確か書いていた。
多分、この人なら、そういう反応が自分自身にも向けられていること、十分承知していると思う。
posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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