2014年09月19日

2014年09月18日のつぶやき





















黒い海への訪問者  丸山健二

読みながら、こういう小説は初めてだな、と思って、いろいろなレビューを読んでいたら、
「ハードボイルド小説」と書いている人がいて、こういう作品が「ハードボイルド」なのか、と思った次第。
構成のテクニックなのだと思いますが、二つの異なるシーンが、読者の読んでいる「その時間」に、重なります。これはなに!?読み間違えた?と、数行、さかのぼって確認してしまいましたが、とても効果的だと思いました。

考える人 2012年11月号

対談 角幡唯介×沢木耕太郎 が読みたくて。
読み応えありました。
単なる、「対談」ではなくて、沢木氏が、角幡氏の作品をかなり厳しく分析、批評している印象。
ふと、大学院生が、指導教官にあれこれ聞かれているシーンを思い出しました。
大学院生といっても、指導教官とは同じ、研究者ですから、指導教官が上から目線で一方的に意見するのとは違い、経験も知識も豊富な指導教官の疑問を、大学院生にぶつけ、説明させる・・・。説明することで、大学院生と指導教官の間に、新しい何かが実感をともなって開けていく――。
そんな展開の対談でした。
対談は一度読んだだけですが、また読み返して、意味を吟味してみたいです。
そう思わせる、深い対談でした。

吉村昭 取材と記録の文学者 永久保存版

まだ途中までしか読んでませんが。
吉村氏が、どのように証言や歴史的資料をつかって、作品をつくりあげていくのか。
その手がかりをつかみたく、読んでいます。
日暮里生まれということで、あのあたりをブラブラしていた私は、吉村氏に個人的な話しに登場するご近所の風景のあれこれに、想像をふくらませています。
posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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