2014年07月22日

2014年07月21日のつぶやき













































映画『みれん』(1963)
瀬戸内晴美(現在の寂聴)の小説『夏の終り』を映画化したもの。
著者自身の恋愛がベースになっている。
北京に住んでいた話もでてくるので、そこも含めて、著者自身の身に起きたことなのだろう。
『みれん』は、満島ひかり主演で『夏の終り』としてリメイクされているので、比較してみるのも楽しみだ。
とりわけ『みれん』のほうは、撮影場所が本郷界隈であり、ロケ地を探す楽しみがあった。
以下、メモしておく。

「森川町」というバス停のある、坂道と交差する場所。
慈愛病院のある言問通りの付近だと思います。
映画撮影当時も、同じ場所に病院があったのですね。
グーグルマップをリンクしてみました。↓
https://www.google.co.jp/maps/@35.713268,139.75672,3a,75y,80.34t/data=!3m4!1e1!3m2!1s2gxcvG50fkJCuXe6dcvxOg!2e0?hl=ja

昔の恋人、木下涼太の下宿。
2011年に取り壊されてしまった「本郷館」ではないでしょうか。
本当に、本郷館で撮影されたのかはわかりませんが、ほんの一瞬、言問通りから見た本郷館らしき建物が映るので、撮影で本郷館を使っていなかったとしても、想定としては、本郷館ではないかと。
明治時代に建てられた三階建ての木造の本郷館は、圧倒的な存在感がありました。
本郷館の存在を知らずに、あたりを歩いていたとき、思わず、タイムスリップしたのかと思うほどのオーラを発していたのが本郷館でした。まだ下宿として使われているようで、飼い猫(?)もいましたよ。

東大の赤門。
そのまんまです。
東大の弥生門を左にみながら、右手の細道に入っていくと、左手に「もり川」という定食屋があります。
今思うと、映画にでてくる「森川町」のバス停と、昔からやっている定食屋の「もり川」は、地名つながりだったのだと気付かされます。(私がモグリなだけですが・・・)

カフェ(喫茶店)
何度も登場する本郷にある設定の喫茶店。
本郷通りにはレトロな喫茶店が何件があったようですので、そのうちのどれかでしょうか。
私は喫茶店に入る機会がなかったのでわかりませんが。





「夏の終り」つながりで、「夏が、終わろうとしていた」という書き出しで始まる『情事』。


レビューはよいようですが、私には、浮気や情事のために嘘をつき、帳尻合わせをする努力が、めんどくさそうにしか感じられず、また、付き合う人がイギリス人ばかりなのも、なんだかな…と感じてしまいました。
そういう生き方があってもいいと思いますので、単に私には向かない小説だったということでしょうか。

と書きつつ、あら、『夏の終り』だって、三角関係(四角関係)じゃなくて?

そうなんですけど、なんでしょうね。『夏の終り』は映画でしか見てないからかもしれませんが、『情事』ほど、ひっかかることがなかったのです。小説を読めば、また違った印象を持つのかもしれませんが。

『情事』に、主人公がなぜ、イギリス人とばかり関係をもってしまうのか。アジア人女性が、白人の男性を恋人にすることは、日本の男性とつきあうことと何が違うのか。そこが書かれていたら、もう少し、主人公の気持ちに寄り添うことができたのかもしれません。


posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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