2013年12月08日

2013年12月07日のつぶやき























しろいろの街の、その骨の体温の 村田沙耶香

アマゾンのレビューに「学校内カースト」だったか「クラス内カースト」といった表現があって、ああ、なるほど。と思った。確かに学校、クラスのなかには、人気のある人がいたり、おとなしい人がいたりして、だいたい似た者同士でグループになっていた。そのことを「カースト」のようにとらえたことはないけれど、これほどに息苦しい空気に学校はなっているのかと、考えてしまった。

今、東京新聞では朝倉かすみさんの『乙女の家』という小説が連載されているのだけど、この小説に登場する高校生も、クラスのなかで自分の所属している仲良しグループがどんな位置づけなのか、常に気にしていて、周りから自分がどんなキャラの人間だと思われているか、思わせたいか、に、必死になっている。

『しろいろの街の、その骨の体温の』の主人公は、最後に自分に自信が持てるようになる。
『乙女の家』のほうは、まだ連載中だからどうなるかわからないが。

私自身が抱えてこんでいたものから自由になれたのは、サンフランシスコの大学に通っていた20代のころだった。
みんな違っていていいいんだ。
他人と比べなくていいんだ。
ということに気づいたら、すごく楽になって、ありのままの自分を受け入れることができるようになった。
授業に追いつこうと必死だったけど、勉強が楽しかった。

そんなことを思い出させる小説だった。
posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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