2013年11月25日

2013年11月24日のつぶやき








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水俣病-5- 環境省は患者が増えると困る!? #minamata

(前回からの続き)

もし最高裁判決に従って、環境省が水俣病の認定基準を変えれば、認定される患者が増えることは想像できる。
だが、環境省は認定基準の見直しに同意せず、「最高裁判決は認定基準を否定していない」と独自の主張を続けている。

そこで代理人が、「患者の数が多くなるから困っているのか」と聞くと、これまでほとんど発言していなかった飯野氏が間髪入れずに「そういうことはないです」とほぼ小林氏と同時に反論した。
「そういうことはない?神に誓って、そういうことはない?」と代理人が聞きかえすと、小林氏は「神に誓ってそういうことはない」と述べた。

認定患者が増えると、チッソが払う補償額が増えることにつながる。このことから
「チッソと(環境省は)話し合いをしているんじゃない?」
と代理人側が問うと、飯野氏が「してないですよ。本当にしてない」と否定した。
再度「大事なことだから確認しますが、この件について、チッソと相談したり話し合ったりしていることはないでしょうね」と聞くと、小林氏が「ないです」と回答した。

患者・被害者を避けていないか?
環境省は患者や被害者を避けていないだろうか。
このような疑念を抱いたのは以下のやり取りからである。

代理人側が、総合的検討について、現地の人との意見交換の場を持ってほしいと提案すると、「約束(するの)は控えさせていただく」と小林氏。その後のやりとりを経て、やっと、「検討させていただく」という発言に行き着いた。

さらに、総合的検討の公表前に、被害者団体に説明することを考えているか聞くと、「検討していきたい」とだけ答えた。

水俣病行政において、患者・被害者・現地の住民の声を聞かずに加害者側がつくったものは、水俣病の解決を先延ばしにしてきた。
その間、被害者は高齢化していく。時間の経過とともに、水俣病の被害を訴える人間が少なくなっていく。
水俣病を担当する環境省の職員、とりわけ特殊疾病対策室長は、約2年後には別の部署に異動していく。

室長は、異動とともに水俣病との関わりから外れ、「出世」していくと聞く。だが被害者は一生、水俣病とつきあっていくしかない。

環境省は患者の数が増えて困るという考え方を否定した。であれば、認定基準の見直しを行い、現行の基準と最高裁や不服審査会が示した基準とのギャップを取り払い、停滞している認定審査の迅速な対応に動くべきだ。








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