2013年07月12日

2013年07月11日のつぶやき



























赤とんぼが舞う青い空を 尼崎公害をたたかう人びと  杉本久未子

尼崎公害をたたかった人びとの聞き取り集。(公害患者のライフコース)
患者会の活動で、ビラ配り、加害企業に申し入れ、裁判の傍聴に行ったり、時には人前で自分の被害を語ったりしてきた患者たち。本当は患者会の活動はお休みしたいんだけど、と本音が見えかくれします。でも、今となっては、患者会で知り合った仲間と、おしゃべりをするのが生きがいだという人も多いのですね。
公害患者は、運動や裁判をするために生まれてきたのではないことを、感じさせる聞き取りです。
そのなかで、尼崎公害患者・家族の会の会長、松さんの聞き取りの締めの言葉がつきささります。

「私は明るく、元気でへこたれないナニワ女そのものやから」

他の方のインタビューでも、松さんを尊敬している、松さんはすごい、といった感想が聞かれるほど、松さんはパワフルで、リーダーシップがあるのでしょう。本当にそうなんだと思います。
それでも、松さんご自身が「私は明るく、元気でへこたれないナニワ女そのものやから」と言われた言葉を、そのままストレートにわたしは受け入れることができませんでした。
「私は明るく…」の言葉にたどりつくまでのご自身の葛藤。その悩まれた時間がたとえ短かったとしても、「私は明るく…」という前向きな言葉がでてくる背景には、その分、あるいはそれ以上に、深く後ろ向きになるような苦労があったのだと思えてならないのです。
だから、「私は明るく…」という松さんの言葉が、明るいがゆえに、胸に突き刺さるのです。
posted by みの at 00:01 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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