2013年07月31日

2013年07月30日のつぶやき
























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貧乏人の経済学 アビジット・V.バナジー


不思議な感じの文体ですが、読みやすい。
でも、全部読み終えることができてません…
この本は共著です。そのお一人、デュフロ氏の講演映像(字幕あり)があります。

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2013年07月12日

2013年07月11日のつぶやき



























赤とんぼが舞う青い空を 尼崎公害をたたかう人びと  杉本久未子

尼崎公害をたたかった人びとの聞き取り集。(公害患者のライフコース)
患者会の活動で、ビラ配り、加害企業に申し入れ、裁判の傍聴に行ったり、時には人前で自分の被害を語ったりしてきた患者たち。本当は患者会の活動はお休みしたいんだけど、と本音が見えかくれします。でも、今となっては、患者会で知り合った仲間と、おしゃべりをするのが生きがいだという人も多いのですね。
公害患者は、運動や裁判をするために生まれてきたのではないことを、感じさせる聞き取りです。
そのなかで、尼崎公害患者・家族の会の会長、松さんの聞き取りの締めの言葉がつきささります。

「私は明るく、元気でへこたれないナニワ女そのものやから」

他の方のインタビューでも、松さんを尊敬している、松さんはすごい、といった感想が聞かれるほど、松さんはパワフルで、リーダーシップがあるのでしょう。本当にそうなんだと思います。
それでも、松さんご自身が「私は明るく、元気でへこたれないナニワ女そのものやから」と言われた言葉を、そのままストレートにわたしは受け入れることができませんでした。
「私は明るく…」の言葉にたどりつくまでのご自身の葛藤。その悩まれた時間がたとえ短かったとしても、「私は明るく…」という前向きな言葉がでてくる背景には、その分、あるいはそれ以上に、深く後ろ向きになるような苦労があったのだと思えてならないのです。
だから、「私は明るく…」という松さんの言葉が、明るいがゆえに、胸に突き刺さるのです。
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2013年07月11日

2013年07月10日のつぶやき



















映画の見方がわかる本 『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで 町山智浩

2002年の本なのですね。今ごろになって知り、一気に読みました。途中でやめられない面白さです。
内容は、タイトルのとおり、映画の見方がわかる本です。
取り上げている映画は以下のとおり。

第1章 『2001年宇宙の旅』映画史上最大の「マジック」のタネ明かし
第2章 『俺たちに明日はない』『卒業』『イージー・ライダー』ニューシネマという反乱
第3章 『猿の惑星』猿が猿を殺すまで
第4章 『フレンチ・コネクション』『ダーティハリー』アウトロー刑事の誕生
第5章 『時計じかけのオレンジ』レイプとウルトラ暴力とベートーベンがオレの生きがい
第6章 『地獄の黙示録』戦場は本当に「地獄」なのか?
第7章 『タクシードライバー』孤独のメッセージ
第8章 『ロッキー』70年代をノックアウトした男
第9章 『未知との遭遇』星に願いを

赤字で示したのは、私が見たことがある映画。(あまり見てませんね)
見たといっても、映画の舞台となる米国の文化や政治、俳優のバックグランドなどを気にせず見ているので、この本でそうした部分を教えてもらいながら、映画製作者の意図に深く触れることができました。
『2001年宇宙の旅』を見終わった後の、この映画はなんだんだ!?という気持ち。
本来映画に含まれるはずだったナレーションや映像がカットされたことで、観客には監督の意図が伝わりづらくなり、それが「謎」として語り継がれることで、監督が神格化していったそうで。
あと、スタローンが『ロッキー』で脚光を浴びるまでの売れないころの話を知り、スタローンに興味を持ちました。

辛酸 田中正造と足尾鉱毒事件  城山三郎

第一部・辛酸は、田中正造の死まで。
第二部・騒動は、正造亡き後、谷中村民たちの最後の抵抗である萱刈騒動まで。
この本も、一気に読んでしまいました。
田中正造の秘書のような役割をつとめていた島田宗三のことも、この本で知りました。
正造のものをもたない生き方、直訴に失敗し、死ぬはずだった自分が生かされていることの意味を問いながらの生き様。今、この本に出会えてよかったです。
なお、佐野市の正造の生家には、城山三郎のサイン入りの『辛酸』が展示されていました。
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