2009年05月31日

公害 薬害 職業病 被害者補償・救済の改善を求めて

img529.jpgシンポジウム「公害 薬害 職業病 被害者補償・救済の改善を求めて」に行ってきました。

水俣病、サリドマイド、カネミ油症、大気汚染、アスベストといった公害、薬害、職業病の被害者補償、救済に詳しい専門家が一同に集まり、それぞれの被害者が、どのような補償・救済を受けてきたか、受けられていないのか、どんな課題に直面しているのかを聞いてきました。

このなかで、カネミ油症については、一切の補償、救済の法律や協定がないことが分かりました。

さっそく、長崎新聞に関連記事を見つけました。
ご紹介します。

 
カネミ油症、救済面で立ち遅れ 東京で公害・薬害・職業病シンポ
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20090531/03.shtml(5月31日長崎新聞)

 公害、薬害、職業病の被害者補償などの改善について考えるシンポジウムが三十日、東京都内であった。本県に被害者が多いカネミ油症に関しては補償、救済の法律や協定がなく、ほかの公害事件などと比べ、救済面で著しく立ち遅れていることが浮き彫りになった。

 東京経済大、公害薬害職業病補償研究会が主催。被害者や支援者、研究者、学生ら約百人が出席。本県からは、カネミ油症五島市の会事務局長の宿輪敏子さん(47)が参加した。

 シンポは、カネミ油症、水俣病、アスベスト(石綿)、サリドマイド、大気汚染について、五人の研究者が▽認定システム▽医療給付▽遺族に対する給付−など十二の共通項目で概要を整理し、比較しながら論議。救済制度はそれぞれ個別につくられてきたため、補償水準などで大きな格差があることが示された。

 特にカネミ油症の状況は厳しい。救済・補償の枠組みについて、水俣病は公害健康被害補償法とチッソとの協定、大気汚染は同補償法、サリドマイドは補償協定、アスベストは労働者災害補償保険法か石綿健康被害救済法があるが、油症について下田守下関市立大教授は「法も協定もなく(和解とカネミの一部負担以外には)制度としては何もない」と報告。「(被害者は)放置され、今も諸問題が残ったまま」とし、カネミ倉庫だけでなく、カネカや国にも救済の責務がある点を強調した。

 被害者からの訴えもあり、宿輪さんは「油症がいかに補償がないか分かった。油症の子孫への影響を考えると母として心配」などと涙ながらに苦悩を語った。



そして、明日はこんな集会・イベントがあります。

第34回公害患者総行動デー
正午に東京・日比谷公園からデモ行進
http://www.min-iren.gr.jp/syuppan/shinbun/2009/1450/1450-12.html
全国の公害被害者団体と支援者が手を携え、続けている運動。今年は四大公害裁判のひとつ熊本水俣病提訴40年です。いまなお環境省は、2万6000人を超える被害者の救済に背を向けています。早期の全面救済を求め各省庁と交渉します。


先日のブログにも書いた、大気汚染物質“PM2.5”の規制を求める運動も参加しています。

環境ブームといわれる今日、人間の命を大切にする「環境」の視点が、まだまだ不足していると思います。
だから、私のブログでは、公害もどんどん取り上げていきます。

一緒に勉強していきましょう!

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posted by みの at 21:26 | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これなんでしょう?

beachcomb.JPGこれ、なんだと思いますか?
きれいな色していますよね。なんだか涼しげで、これからの季節にぴったり!?な色合い。
しかも、とがった部分がなく、角は、丸くなってます。

正解は、浜辺で拾った、瓶の破片です。
「ビーチグラス」と言われているそうで、瓶が川や海に捨てられ、砂浜に打ち上げられたもの。
ただし、途中で、瓶が割れたり、とがった角の部分が、砂にけずられて丸くなったりし、写真のような、状態になるそうです。

先日、取材で一色海岸(逗子海岸の近く)に行ってきました。
isshiki beach.jpg
雨上がりの海岸です。
どうにか傘なしで、浜辺の散策をしてきました。
ほんの10分程度でしょうか。
私は集めた収集品は、コレです。

beachcomb2.JPG

何の蓋だか分からない蓋。急須でしょうか。それとも、散骨の容器!?
それと、靴のような形の瀬戸物。これは何の一部なんでしょう?
貝が一つと、
あとは、ビーチグラスです。

蓋は誰が捨てたのか、落としたのか、その経緯はわかりません。
ビーチグラスも、そもそもがどんな瓶だったのか、最後に手にした人がどんな人だったのか分かりません。
分からないことだらけですが、人工物である以上、誰かが関わっていることは間違いありません。

浜辺に打ち上げられる漂流物を拾うことを「ビーチコーミング」(Beachcombing)と言います。
ビーチコーミングを通じて、自然を人間の付き合い方を考えていると、その思いは、自然の尊さに通じるのではないでしょうか。

と、大きなことを言ってますが、それより何より、ビーチコーミングは楽しいです!
そんなビーチコーミングのプロに取材させていただきました。
その内容は7月に発売になる某雑誌に掲載されます。

こちらのブログで発売情報をお知らせしますので、こうご期待!

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posted by みの at 11:09 | TrackBack(0) | 取材こぼれ話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月30日

シンポ「公害 薬害 職業病 被害者補償・救済の改善を求めて」

今日の午後から東京・水道橋で開催されるイベントです。

シンポジウム
「公害 薬害 職業病 被害者補償・救済の改善を求めて」


大気汚染やカネミ油症などの公害や薬害、あるいは現場労働等の職業に従事する中で発病した疾病の結果、死亡したり、深刻な健康被害が引き起こされて日常生活に支障を来し、多大な医療費負担と仕事への悪影響と生活障害の三重苦で数多くの被害者は苦しんできました。ところが、そうした被害の総合的な補償・救済制度はわが国には存在しません。被害者運動の結果、各個の事例ごとに個別の補償・救済制度がつくられた経緯があり、それらは補償内容や補償水準、制度設計などにかなりの違いがあり、相互に比較可能な共通の整理はなされてきませんでした。

今回のシンポジウムでは、各制度を共通の項目に沿って整理し、補償の在り方を相互に比較研究するという初めての横断的な研究作業の成果を発表し、それぞれの制度においてどのような改善が必要か、また今後めざすべき被害者補償・救済制度のあり方について議論します。

政策担当者や研究者はもちろん、公害・薬害・職業病の当事者の皆様、そして多くの学生・市民の皆様のご参加をお待ちしております。


主催:東京経済大学、公害薬害職業病補償研究会
共催:日本環境会議、全国公害弁護団連絡会議

日時:5月30日(土) 13時30分開会〜16時30分終了
             ※13時開場
会場:YMCAアジア青少年センター B1F/スペースY文化センター
参加費:無料

開催プログラム:
基調講演
礒野 弥生  東京経済大学 現代法学部教授(行政法・環境法)

各テーマの報告者・資料作成者(順不同)
尾崎 寛直  東京経済大学
川俣 修壽  医療ジャーナリスト
久保田好生  季刊「水俣支援」編集部
下田  守  下関市立大学
藤原 寿和  カネミ油症被害者支援センター
谷  洋一  水俣病被害者互助会事務局
山下 英俊  一橋大学
古谷 杉郎  石綿対策全国連絡会議
除本 理史  東京経済大学

詳細は、日本環境会議のページに。
チラシのPDFもあります。

引用元:日本環境会議


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2009年05月29日

自動車の問題

自動車と環境問題っていうと、エコカーのことを思い出す人が多いのだろうか。

自動車の排ガスについては、CO2との関係で、温暖化問題について語られることが多いけど、

どうしてそこで、排ガスによる人間の健康被害を一緒に語らないんだろう、

といつも思っていた。


排ガスによって、ぜんそくに苦しむ人が沢山日本にはいるのに、
自動車の環境問題に、なかなか人間の健康被害はリンクされていない、
いや、リンクされないように報道されているだけなのかな。


なので、このブログを読んだ人が、排ガスが大気汚染公害であり、人間の健康を蝕んでいることを、頭の片隅にでもインプットしてくれると、嬉しい。


さて本日の東京新聞の記事に、こんなのありました。

大気中の有害物質「PM2.5」
米国並み規制検討 環境省


でも記事本文がネット上に見つからないので、朝日新聞の記事を拝借。

有害微小物質「PM2.5」に環境基準 環境省提示へ
 空気中に漂い、吸い込むと肺がんや循環器疾患の原因にもなる微小粒子状物質「PM2.5」について、環境省は先行する米国と同レベルの環境基準を設ける案を固めた。PM2.5は従来の規制物質よりさらに小さく、重い健康被害につながる恐れがあるとされていた。28日に開催の有識者の専門委員会に提示する。秋にも正式に定められる見通し。

 直径が10マイクロメートル(マイクロ=100万分の1)以下の浮遊粒子状物質(SPM)にはすでに環境基準があり、大気汚染防止法のほか、大都市圏では自動車NOX・PM法で排出も規制されている。

 PM2.5は、SPMに含まれるが、直径が2.5マイクロメートル以下の粒子をさす。ディーゼル車の排ガスや工場の煙などに多く含まれる。粒子がより小さいのでとらえにくかった。だが、肺の奥深くまで届いて沈着しやすく、SPM規制で主に想定する呼吸器疾患だけでなく、肺がんや循環器疾患の原因にもなるとされる。そこで、PM2.5に絞って基準を設けるため延べ2年にわたり議論していた。

 今回提示する基準は、年平均で1立方メートル当たり15マイクログラム、日平均で同35マイクログラムで米国と同じ。世界保健機関(WHO)の指針より緩いが欧州連合(EU)より厳しくした。この基準なら肺がんなどの健康被害は出にくいという。(以下略)


記事全文は、朝日新聞で読んでいただくとして、省略した部分の記事のなかに

「日本国内の都市部のほとんどが、この基準を上回るとみられる」

とあるのに注目。

そう、現状では、日本のPM2.5 規制はユルユルなので、米国では「基準を超えてるじゃないか!」と問題になる大気の状態が、日本では「基準値以内です」となってしまうのである。
その日本より厳しい米国の基準も、WHO(世界保健機構)よりはユルイのである。

いかに「基準」というものが、いいかげんものなのか分かるだろう。

過去の関連ブログ記事
2009年02月28日 日本の大気汚染規制は遅れている
2008年04月08日 排ガスに含まれるPM2.5に規制を!

今日のコラムは「なるほど!」感がありました?(笑)


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2009年05月28日

衝撃のドキュメント映画「神の子」「いま ここにある風景」「いのちの食べ方」

フジテレビ系列のTV番組「ザ・ベストハウス123」で、元NHKキャスター池上彰さんが選ぶ、“衝撃のドキュメント映画ベスト3”が紹介されていました。

内容を紹介します。


第3位 「いのちの食べ方


普段、何気なく食べている食べ物。
魚であれ、肉であれ、それは、命をいただいているということ。

食べ物の大量生産の現場を1時間半にわたり描いた本作品は、
一切の解説やBGMがない。

番組で紹介されたのは、鶏肉ができるまでのシーンでした。

選別のため、ベルトコンベアーに乗せられたヒヨコは、まるで商品のようだ。
その後、巨大な空間で、数万羽が育てられていく。
窓が一つもない、外界と切断された部屋で。
出荷の時、鶏は、掃除機のような機械で、集められる。
この方法だと、鶏に傷がつかないのだとか。

そして、足を上にして吊る下げられ、
必要な部位が切り取られていく。

ニコラス・ゲイハイルター監督の言葉
「これらの映像がショッキングだと感じたのなら、
それは、私たちの今のくらしこそが、ショッキングであるということ」






第2位「いま ここにある風景


写真家が撮影した驚異の光景が映画に。
まるで、別の惑星のような、あるいは、特殊撮影を使ったかのような映像の連続。
しかし、すべてがありのままの地球の現実。

カナダ・オンタリオ州の汚染物質で真赤に染まった川。
何もない平原に、ニッケル鉱山からの汚染が広がっている。

中国天津に広がる、灰色をした異様な、無機質な山は、石炭の山
ここは、石炭の流通基地。

写真家エドワード・バーティンスキーの言葉
「人間は、川を変え、山を変え、水を変え、大地を変えようとしている」





第1位 「神の子たち


東洋最大のフィリピンのスラムに生きる家族を追った作品。

25000人がゴミ捨て場に住んでいる現実。
ここに集められるゴミに、一斉に群がる人々。
再利用できるゴミを集めて、現金収入を得て暮らしている。

強烈な悪臭がとだえることはない環境

農村で仕事を失い、仕事を求めて都会にでてきて、
ゴミ捨て場で暮らし始めた人々

塩をかけたごはんでも、食べられるだけマシだという。
ごはん入らないときには、生き延びるために、空地に植えたイモを食べる。
しかし、この土は極度に汚染されている。

5歳未満の幼児死亡率は30%で、子どもの死亡は日常的だという。

こうした状況は40年以上前から続いている。
なかには、何世代にもわたって、ゴミ捨て場に住みつく人も。
生まれたのも、育ったのもゴミ捨て場だという人も珍しくない。

四ノ宮浩監督の言葉
「一人でも多くの若者に映画を見てもらうことで、
世界を変える力になることを信じている」





監督の最新作『BASURA』(バスーラ)についても、番組中、テロップで紹介されました。『BASURA』については、ひとつ前のブログで書いています。
『BASURA』いろんな意味でスゴイ映画
でもって、『神の子たち』は、現在、東京都写真美術館で無料上映中です。
日時:2009年:5月26日(火)〜31(日)※29(金)を除く
会場: 東京都写真美術館ホール
料金:無料
引用元:『BASURAバスーラ』公式サイト



池上彰さんのコメント:

豊かな暮らしの裏側には、こんな現実がある。
昔はまだ見えていた 食べ物と人間の関係。
裏庭の鶏を絞め殺して食べることで、命の大切さがわかる。
ある小学校では現在、児童に鶏を飼育させ、殺して食べることを教えている。

大量生産される食料。
鶏の飼育場に窓がないのは、窓があると、鳥がよってきて、
鳥インフルに感染する危険があるから。
安全管理のために、窓をつくっていない。

「神の子」について。
国全体が貧しい。
失業率が5割を超えているので、職探しをするよりは、ゴミ拾いしたほうが収入にな

るという現実。

ゴミ拾いなんて、辞めてしまえというのは簡単。
そうなった場合、そこで暮らす25000人はどうなるのか?

家族で助け合って生きている彼らは、
父親が病気になれば、子どもがイモをほりにいく
これで餓えをしのぐしかない。

こうして、しゃべっていると、言葉の無力さを僕は感じる。


3人の監督が言うことは、「みな(こういうことを)知らないでしょう」と。

僕は、行動の第一歩は、知ることから始まると思う。
・・・・・・・・・・・・
番組の公式ホームページより
今週の審議長は荒俣宏。
「どうしても皆さんにお見せしたいものがある!」という池上彰が自ら初プレゼン。「池上彰プレゼンツ 世界が震撼!衝撃のドキュメント映画ベスト3」。世界の映画祭で話題となったドキュメンタリー映画を紹介。食にまつわる現場の実像を伝える「いのちの食べかた」、赤く染まった川など人間が作り替えてしまった風景を記録した「いま ここにある風景」、そしてフィリピンのゴミ捨て場に住みつき、ゴミがないと生きていけない人々の姿を追い続けた日本人監督の衝撃作「神の子たち」。あまりにショッキングな現実にスタジオも声を失う。池上はそれでも「ショックが大きすぎないような映像を選んだ」と言うが…。

一方、松井絵里奈は「実録!シンデレラストーリー 世紀のロイヤルウエディングベスト3」。スペインの皇太子に見初められたニュースキャスター、ブルネイの皇太子と結婚した17歳の女性、そして有名なグレース・ケリーとレーニエ大公のロマンス。人もうらやむロイヤルウエディングの数々に、スタジオの柴田理恵、河北麻友子らは興味津々。

野久保直樹は「カメラが見たミラクル!大事故からの生還ベスト3」。巨大雪崩、ヘリコプターの墜落、踏切でのトラック事故に巻き込まれた歩行者。すべて実際の映像を交え、とても助からないと思われる大事故からの奇跡の生還とその理由に迫る。野久保のプレゼンは相変わらずだが?実写の映像は必見!


・・・・・・・・・・・・
番組では、池上彰さんに 最優秀プレゼン賞を贈りました!

あんまりテレビは見ないのですが、
池上さんのプレゼンはよかったです!
もっと、こういう番組が増えてほしい〜!

そうだよね〜っと思われたら、
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子宮頸がん関連TV番組のお知らせ

子宮頸がんに関する特集が下記番組にて放送されます。
 ※急遽放送内容が変更となる場合がございます。

【放送日時】
 2009年5月28日(木) 21:30〜22:30

【番組名】
 日経CNBC(CSチャンネル)
 夜エクスプレス  特集「ビジネス潮流」
 http://www.nikkei-cnbc.co.jp/program/yoru/

【放送概要】
 ・子宮頸がんを考える市民の会の取り組みについて

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2009年05月27日

『BASURA』いろんな意味でスゴイ映画

2009年10月6日情報追加です!
「BASURAバスーラ」アンコール上映中 
大阪・第七藝術劇場と新潟・十日町シネマパラダイス10月9日金まで
東京都写真美術館ホールと広島・横川シネマ10月16日金まで 
 BASURA公式サイト
東京都写真美術館の「BASURA」のサイト

※なお、私(奥田)のサイトを見て下さった方は、鑑賞券が1300円に割引きになります。BASURA公式サイト に掲載のオフィスフォープロダクションの連絡先まで、住所・氏名・電話番号をお知らせください。郵便振替用紙と鑑賞券を郵送するとのことです!

※高校生以下は無料で鑑賞できます!




6月27日(土)から、東京都写真美術館ホール(恵比寿)でロードショーとなる映画『BASURA』(バスーラ)の試写に行ってきました。

basura.jpg

「バスーラ」とは、フィリピンのタガログ語で「ゴミ」を意味する言葉。
この写真に写っている子どもがいるのは、フィリピンの、おそらく、「スモーキーマウンテン」。

スモーキーマウンテンとは、スモーク(煙)の山という意味なのだけど、その由来は、この場所に集まるゴミ山が自然発火し、そこから煙があがることに起因している。

映画『BASURA』は、スモーキーマウンテンで、ゴミ拾いをして、生計を立てている(立てていた)人々を追ったドキュメンタリー映画。

四ノ宮浩(しのみや・ひろし)監督は、『BASURA』の前に、『忘れられた子供たち スカベンジャー』(1995年のマンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞受賞ほか)、『神の子たち』(2002年シネマアンビエンテ国際映画祭グランプリ受賞ほか)を発表している。

約20年前、四ノ宮監督が30代のころ、フィリピンのスモーキーマウンテンで、生きるためにゴミを拾う子どもたちに出会う。悪臭が漂い、死んだ赤ん坊や、人間の手足といった見るに堪えないものが、ゴミ山に集まってくる。それでも子どもたちは、生きるため、家族を支えるため、ゴミ拾いをする。

そんな彼らを6年間撮影して完成したのが『忘れられた子供たち スカベンジャー』である。

続く『神の子たち』の撮影が終了した2000年7月には、パヤタスゴミ捨て場で崩落事故がおこり、報道では約200人が、住民登録されていない人も含むと1000人を超える人が犠牲者となった。事故によって、生活を支えていたゴミ拾いができなくなった人々に救いの手を求められ、

「助けたいと切望する自分」と「監督としての自分」

に挟まれ、苦悩したという。

「この現実をなんとかしたい」という思いが強くなり、「アジアの貧しい子どものためのサポートプロジェクト」などを立ち上げたという。

そして、今回完成した『BASURA』。

20年間、同じ人々を追ってきたが、何一つ変わっていなことに、心が痛んだという。(スモーキーマウンテンについては、海外メディアが、貧困のシンボルとしてこぞって報道したこともあり、時の政府によって、1995年に突如閉鎖。住民は強制退去を命じられている。

四ノ宮監督は、映画の製作費の一部で、ゴミ拾いで生計をたてている貧しい人たちに、クリスマスプレゼントを配った。
味気ないビニール袋(いわゆるレジ袋)に入った食料品は、その日の食べ物にもありつけない人々にとっては、何よりもうれしいプレゼントであっただろう。

かつて、「助けたいと切望する自分」と「監督としての自分」に挟まれ、苦悩した四ノ宮監督は、監督ではなく、一人の人間として、目の前で困っている人にできることをした。その模様はすべて、映画に含まれている。

このような行動にでたことは、「映画監督としては失格」と批判されるべきことなのだろうか?

以前読んだ本に、新聞記者が災害の現場の取材中、救援活動に参加していたことに驚いた―という体験談があった。
記者は取材現場では、取材に徹するべきなのか?
記者に給料を払っている立場の人間からいえば、勤務中に仕事以外のことはしないでくれ、と言われても仕方ないことなのだろうか。

一般常識がなんであれ、
私は目の前の困っている人を尻目に、取材を続けることができないだろう。
続けることができない自分でありたいと思う、といったほうが正確かもしれない。

四ノ宮監督の「何とかしたい」という思いは、映画のスクリーンを超えて、この映画をスゴイ映画にしている。

と私は思うのだけど、そのスゴイ理由は以下の通り。


『BASURA』は、高校生以下であれば無料で鑑賞できる


5月26日から31日まで、東京都写真美術館で上映されている『忘れられた子供たち スカベンジャー』と『神の子たち』は、誰でも無料で鑑賞できる

→詳細は、『BASURA』公式ページ

さらに、

『忘れられた子供たち スカベンジャー』と『神の子たち』については、DVDの無料貸出

をしている。

DVDの無料貸出には条件があるので、詳しくは、公式ホームページから、問い合わせをしていただきたい。
中高の先生が、授業や学校の行事で上映会をするのであれば、条件をクリアしているはず。

関心のありそうな中高の先生、あるいは、高校生と交流のあるNPO、地域のサークルなどご存じでしたら、ぜひ、教えてあげてください。


ここまでする映画は、ないと思います。

世界の貧困問題について、日本の中高生に知ってもらいたい。中高生の持つ純粋さこそが、大きな問題解決の動きになるはず…


と、四ノ宮監督はいう。

自分の死について考えることがある。
そのとき思うのは、生きている間に何かしたいということ。
今、死んだとしても、このままでは納得がいかない。


とも。



こう言われて、「私はどうか」と考えてしまった。


今、私にできることは、『BASURA』を多くの人に見てもらうことだと思う。高校生以下無料&過去の2作品の鑑賞も無料、といった映画上映のありかたは、斬新だ。

初めての試みに、映画業界は、『BASURA』の成り行きを静かに見ているようだ。

6月27日からのロードショーでの人の入り具合。見た人の感想などによって、『BASURA』が、東京以外で上映されるかどうかが決まる。各地の映画館が、「東京では多くの人が見に行ったらしいよ。うちでも上映させてほしいな」と言ってくれないと、上映されないので。

ぜひ、初日の27日、そして最初の一週間は、『BASURA』を見に来る人があふれるようにしましょう!


「私は映画関係の人間じゃないし、あんまりできることないんだけど」
という人は、過去2作品の上映会を企画することもできるし、
このブログを、皆さんのブログに転載してくれるだけでも嬉しい。
(転載先ブログを、トラックバックしていただけるともっと嬉しいです。このサイトから、皆さんのサイトにリンクされます!)

私も私にできることをやりたい。
やれる内容は、小さくても大きくても、
「じっとしてられない」という気持ちは、
四ノ宮監督と同じだと思うから。きっと。多分…

東京アウトローズWEB速報版による「BASURA」の紹介記事


長文、読んでいただき、ありがとうございます!
『BASURA』の記事が多くの人に読まれている証拠になりますので、
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東京都写真美術館
こんな素敵な建物なんですよ!

img503.jpg

img502.jpg



世界中の若者たちで貧しい国々の農地解放や、日本も含めたすべての子供たちの医療費や教育費を無料にする運動をして、
世界中の子供たちが直面している悲劇から一人でも多く救ってもらいたい

監督が、映画の最後に入れたかったという言葉です。
posted by みの at 02:40 | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月26日

今から試写「BASURA」

映画についてはひとつ前のブログに書いてます。
20090526basura.jpg

写真は、「えびすかぼちゃのスコーン」とコーヒー。
posted by みの at 18:44 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月25日

映画で学ぶ環境問題 明日から

フィリピンのゴミ山で暮らす子供たちを追い続けた四ノ宮浩監督の最新作『BASURA バスーラ』の公開を控え、これまでに作られた映画『忘れられた子供たち スカベンジャー』と『神の子たち』を、無料上映します〜!

え、無料!???

一瞬、目を疑ってしまいましたけど、やっぱり無料のようです。


『忘れられた子供たち スカベンジャー』 &『神の子たち』無料上映

〜上映作品〜
『忘れられた子供たち スカベンジャー』(1995年/100分)
1995 年マンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞受賞
東洋最大のスラムと称されたゴミ捨て場の街「スモーキーマウンテン」には、再生可能なゴミを拾って転売する2万人以上の「スカベンジャー」が暮らしていた。衛生状態の悪い中、大人にまじって働くたくさんの子供たち。フィリピンにうずまく問題と、そこで暮らす人間の力強さを描く。

『神の子たち』(2001年/105分)
2002 年シネマアンビエンテ国際環境映画祭グランプリ受賞
「スモーキーマウンテン」封鎖に伴い強制退去を命じられたスカベンジャーの多くは「パヤタスゴミ捨て場」へ移り住んだが、2000 年7 月に崩落事故が発生。政府はパヤタスゴミ捨て場も閉鎖する。本編はゴミ捨て場が再開されるまでの4 カ月を3つの家族を中心に追う。

日時:2009年:5月26日(火)〜31(日)※29(金)を除く
会場: 東京都写真美術館ホール
料金:無料
引用元:『BASURAバスーラ』公式サイト


6月下旬から、東京都写真美術館ホールにてロードショーとなる『BASURA』の予告です。


四ノ宮浩監督の公式チャンネル(You Tube)には、第二作『神の子たち』('01)の公開サンプルとして26分に特別編集した「ゴミ捨て場の子供たち」がアップされています。

『忘れられた子供たち スカベンジャー』と『神の子たち』を無料上映の機会に見て、続く『BASURA』を見るのがBESTなようです。

全2作品については、19時からの上映もありますので、『BASURAバスーラ』公式サイトをご確認の上、恋人や友人を御誘いのうえ、見て行っていただけると嬉しいです。

なお、『BASURA』は、タガログ語で、「ゴミ」を意味するそうです。


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posted by みの at 22:34 | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月24日

888,888の署名を集めよう!

法律家、研究者、ジャーナリスト、NGO関係者などが主体となって世界で確立された人権水準を国内外で実現するための人権NGO「ヒューマンライツ・ナウ」からのお知らせです。

現在アウンサンスーチー氏が不当にも拘束され、裁判にかけられています。すべての政治犯の釈放を!の声を寄せることがとても重要になっています。
現在日本からは9700もの署名が集まっていますが、ぜひみなさまもご協力ください。


ということで、ヒューマンライツ・ナウのHPを見たのですが、署名できるサイトへのリンクがありません。そこで、国際人権擁護団体「アムネスティ・インターナショナル・ジャパン」のサイトから、探してきました。

今すぐビルマの政治囚の釈放を!
〜888,888の署名を集めよう〜


このサイトから、署名に参加できます。

署名についての詳しい内容は、アムネスティのサイト(日本語)でどうぞ。

キャンペーンでは、今年2009年5月24日(アウンサンスーチー氏の自宅軟禁をこれ以上延長できない、とビルマの法律上定められた期限)までに888,888筆の署名を集めることを目標にしています。“888888”という数字は、ビルマで過去最大の民主化運動が燃え上がり、そして軍事政権によって弾圧された1988年8月8日(ビルマ人にとっては忘れられない日です)を象徴したものです。(同サイトより)


私たちも署名に賛同しています。
相原久美子(参議院議員)、川田龍平(参議院議員)、近藤昭一(衆議院議員)、今野東(参議院議員)、中村哲治(参議院議員)、那谷屋正義(参議院議員)、白眞勲(参議院議員)、平岡秀夫(衆議院議員)、福島みずほ(参議院議員)、藤谷光信(参議院議員) (4月13日現在/敬称略/五十音順)(同サイトより)


私は、このサイトを見つける前に、The Burma Campaign UK(英語)のサイトから署名しました。


今晩は、応援クリックはお願いしません。
その代り、ぜひ、「今すぐビルマの政治囚の釈放を!」への賛同署名をお願いします!

20081210humanright.jpg
2008年12月10日、渋谷で行われた、世界人権宣言60周年記念のデモの様子。
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2009年05月23日

「オバマのアメリカ」

オバマ大統領の本はたくさん出版されていますが、この本を読んだ人はどれくらいいるのでしょうか。

なんとなく手にしたこの本は、ヒラリー・クリントン上院選本部、アル・ゴア大統領選ニューヨーク支部のスタッフとして、選挙を支えてきた経験をお持ちの渡辺将人さんが書かれています。

オバマの話題だけでなく、米国の選挙の裏方事情も満載。自分の政党のことをメディアで話題にしてもらうため、わざと、問題のあるコマーシャルを作成するといった、裏ワザも紹介しています。

有名なのが、以下の映像です。

共和党のマイケイン陣営が作成したもので、ゴシップネタの多い“お騒がせセレブ”の、パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズの映像を使いつつ、「オバマもセレブ。彼に一体何ができるというのか」というメッセージを発信したもの。



当然、このような扱いをうけたパリスは激怒。反撃ビデオを作成しました。(笑)こちらの映像も有名です。


本の話題に戻してと(苦笑)
他には、オバマ氏が、いわゆる奴隷を先祖にもつ「黒人」ではないため、なかなか、「黒人」(アフリカ系アメリカ人)コミュニティに、政治家として受け入れてもらえなかったことにも触れています。

その際、奴隷を先祖に持つミシェル夫人の存在が大きく作用し、「黒人」(アフリカ系アメリカ人)コミュニティに受け入れられたとありました。

そういう意味では、これまでの大統領夫人が、夫のイメージを多少左右する程度だったのに対して、オバマ大統領候補に与えたミシェル夫人の影響は、比べものにならないほど大きかったといいます。
著者は、「オバマの場合、ミシェルなしでは現在の地位には決して辿り着いていない」(P156)と言っているほどです。


そのミシェル夫人ですが、ちょっとしたエピソードが東京新聞に載ってました。書いたのは、作家のリービ英雄さんです。

米国のプリンストン大学に入学したミシェルは、学生寮に入ります。そこで、白人のルームメイトと1つの部屋をシェアすることになりました。しかし、ルームメイトの母親は、エリート大学に進学した自分の娘が、ミッシェルと同じ部屋であることに腹を立て、大学に苦情を言いました。

その結果、ミシェルのルームメイトは、別の学生に変わったそうです。
「ルームメイトを変えられた1年生のミシェルの屈辱感を想像したのは、最近になってからである」と、リービさんは書いています。(当時彼は同大学の助教授でした)

ミシェルは卒業後に結婚。ミシェル・オバマになりました。
大統領夫人として、ホワイトハウスに入居が決まりそうになったとき、例の白人のルームメイトの母親が、謝罪してきたそうです。

この本によれば、オバマ氏が政治の世界に関心を持つようになったのも、シカゴを生活の拠点とするようになったのも、ミシェル夫人の影響なのだそうです。




米国は「人種のるつぼ」や「サラダボール」と言われるように、いろいろな民族、人種の人々が住んでいます。
私が米国で生活していた時代、常に自分のことを「マイノリティ」(少数派)だと意識していました。
それは、英語を母国語としないことだけでなく、日本出身であること、アジア人であること、女性であること、外国人であることなど、様々な点においてでした。

オバマとミシェルの活躍は、社会的に少数派である人々にとって、大きな「希望」であると思います。

住む場所も国も違えど、東京に住む私にも、生きる希望を与えてくれています。



そんなわけで(笑)金曜日です。

よい週末をお過ごしください。
私は、来週の取材を目前に控え、某トレーニング(?)に励む予定です。こうご期待!?

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この本も、面白いです! 私のブログで紹介したり、雑誌の連載で紹介した映画『誰が電気自動車を殺したか』についてや、コメディアンの「ビリー牧師」について書いてありました。
米国を知る情報は大量に日本にも入ってきていますが、それでも入ってこない(入ってこさせない?)情報があるんです。そんな情報が満載の一冊です!
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2009年05月22日

ボールペンと長く付き合う

ballpointpen2.jpg

突然ですが、皆さんにはお気に入りのボールペンがありますか? 私のお気に入りは、写真の「肥薩おれんじ鉄道」のボールペンです。そもそも、おれんじ鉄道が好きなので、このボールペンが好きだという単純な理由です。(笑)

このボールペン、先日インクがなくなりました。そこで、文具屋で、ボールペンの替芯を購入したんです。

お店で「このボールペンの替芯はありますか」と聞いたところ、お店の人は、ボールペンの内側から、空になったインクの芯を抜き出して、表面に書かれている型番を確認しました。

とても小さい文字で、読みづらいようでした。
私も目を凝らしてみましたが、私には読めなかった…(苦笑)

お店の人は、何種類か替芯を出してきて、ボールペンに合わせてみて、長さの合うものを選んでくれました。

替芯の型番は、「H-0.7芯」でした。

「替芯の袋を取っておくと、次に買うとき便利ですよ」と教えてくれました。

ballpointpen.jpg


何かのイベントに参加したら、ボールペンをもらった…というような経験はありませんか?
プラスチック製の100円ちょっとのボールペンだと、インクが無くなったら捨ててしまう人が多いのではないでしょうか。

まだ使えるボールペン。替芯は60円ちょっと。
替芯を5本でもストックしておけば、多分、一本のボールペンと2〜3年はお付き合いができるのではないでしょうか?

一つのボールペンと長く付き合う…

当たり前すぎることかもしれませんが、
案外、実行している人は少ないかもしれません。

ちなみに、文具屋さんにお聞きしたところ、替芯を買いに来る人はいますよ〜とのこと。

こういう人が多いと嬉しいです。

なお、おれんじ鉄道もよろしくお願いします!

電車はこんな感じです!
orange tetudo.jpg

orange tetudo2.jpg


おれんじ鉄道、素敵じゃないですか?

私、「鉄子」じゃないと思うのですが、
銚子鉄道についても書いています。
母の日のギフトは銚子電鉄の「ぬれ煎餅」で

わたらせ渓谷鉄道についても、ちょこっと書いてます。
足尾に行きませんか?

電車の旅は楽しいです〜!


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posted by みの at 00:24 | TrackBack(0) | 環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

マスクいろいろ

新型インフルエンザの流行で、マスクがやたらと、スーパーやコンビニのレジ付近の目立つところに置いてありますが、あれって、絶対に「白」ですよね。

メキシコの映像では、「青」のマスクがほとんどで、日本のようなマスクは全然見かけませんでした。

そもそも私が知る限り、米国では、風邪でマスクをする人なんていませんでした。聞くところによると、「マスクをするなんて、よっぽどの緊急事態でなければしないよ」とのこと。
だから、マスクなんて、したことがない人がほとんどでした。

私の通っていた米国の大学は、校舎をビルの爆破によって、取り壊したことがありまして、その模様を一目見学しようと、多くの人々が、近隣校舎の屋上から、ビルの破壊を見守りました。

その際、マスクが配布されたのですが、日本でメジャーなガーゼ性のものではなく、工事などで着用する、立体型に固定されているマスクでした。

また、マスクといえば、思いだすのは台湾です。
台湾の友人からのお土産で、カラフルなマスクをいただいたことがあります。たしか、ドラエモンかなにかのイラストが、マスクに書かれていました。こんなマスク、日本ではできないよ〜、と思っていました。
で、台湾では、どんなシーンでこのマスクが活躍しているのかというと、バイク通勤をする人が、マスクをしているんですね。

台北の事情しか分かりませんが、バイク通勤者がとても多いんです。信号では、バイカーがズラリと並びます。
車の排ガスがひどいこともあって、マスクを着用していました。みな、カラフルなやつです。

風邪をひいたときに、台湾の人がマスクをするのかどうか、分かりませんが。

こうしたカラフルなマスクは、日本でも販売されているようで、下北沢の「ノー・モア・テイアーズ」という雑貨屋でも売っているそうです。

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2009年05月20日

水俣病ーー幕引きさせない

main2009_03-04.jpg雑誌「オルタ」2009年3-4月号が発売になりました。特集は「連帯経済」。田中優さんも書いてます。私は連載エコ・ロジカル・ジャーニーで、「水俣病ーー幕引きさせない!」を書いています。最初の書き出し部分を抜粋します。

偽装結婚で何度も苗字を変え、過去に借金や犯罪をチャラにしてきた男が逮捕された事件があったが、今回取り上げるのは、水俣病の原因企業チッソが、親会社と子会社に分社化し、患者補償問題を担当する親会社は、いずれ消滅。子会社は水俣病事件とは無縁の企業になるという「特別措置法案」についてである。


続きはオルタ3-4月号でお読みください

オルタ3-4号の詳しい内容はこちらのサイトでどうぞ。

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2009年05月19日

もう一つの「スローバラード」

RCサクセションの「スローバラード」という曲が、忌野清志郎さんの追悼番組で必ずかかります。

その「スローバラード」を、日本のハードロックバンドのボーカル3人が、カバーしています。
カバーしているアーティスト名は「西寺実」(にしてらみのる)です。
あれ、なんだか、個人の名前みたいじゃんって。
そうですよね。(苦笑)

でも、ハロプロの「ごまっとう」というユニットが、藤真希・浦亜弥・本美貴の3人で結成されたように、
西寺実も、そんな感じで、


マーシー(西田昌史) from Earthshaker(ボーカル)


田恵子 from SHOW-YA (ボーカル)


二井原 from LOUDNESS(ボーカル)

の3人からなる、ユニットなんです。

私、アースシェイカーのマーシーは、すごく歌が上手いと思っていまして、だからなのか、安心してアースシェイカーの曲は、聴くことができるんですよね。本当に上手い。

そのマーシーが、西寺実では、バックコーラスに徹したりと、一緒に歌っている寺田恵子&二井原実も、またまた、非の打ちどころがないほど歌が上手いので、3人が一緒になると、スゴイのです…

ここはひとまず、彼らの歌う「スローバラード」を聞いてみてください。



BARKSの記事です。
新進アーティスト、西寺実の正体とは?



西寺実がカバーしている70―80年代の曲は、彼らがリスペクトしているアーティストや、好きな曲を選んだそうです。他にも、レベッカの「フレンズ」や、アンルイスの「ああ無情」もカバーしています。

忌野清志郎さんの追悼番組で、夢はなんですかという質問(だったと思う)に対して、「世界の平和ですね」と、微笑みながら、ボソっと発言されていた清志郎さん。
その控え目な言い方と、はっきりとした主張に、「この人、カッコいい!」と思ってしまいました。

清志郎さんが反戦や社会批判を歌にするようになったきかっけは、彼の母親の遺品の日記に、レイテ島で戦士した父のことや、軍部への不満が書かれていたのを読んだからだそうです。

葬儀に参列した私ですが、実は、それほど、清志郎さんの歌を知っているわけではなく、彼の反骨精神や、平和を訴えることに躊躇しないところが好きで、私的には、他のアーティストととは、かなり一線を画していました。問題作品といわれるアルバム「COVERS」が、ぶっとんでいたので、ノックアウトされちゃいましたし。
かといって、「スローバラード」のようなラブソングの歌詞に、自分自身の甘酸っぱい(笑)過去の恋愛経験を重ねてみたりして。ホロリとされちゃいました。

そんな清志郎さんの歌を、西寺実の3人がカバーしてくれて、しかも、かっこよく、歌いあげてくれて、かなり嬉しかったです。
皆さんは、「スローバラード」聞いて、何を感じましたか?

少しでも、暖かい気持ちになっていただけたら、
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以前書いた関連ブログ記事です。
忌野清志郎さん 安らかに
忌野清志郎さん ありがとぉ〜!

posted by みの at 01:33 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月18日

木内孝さんの講演メモより

NPO法人「フューチャー500」理事長、イースクエア代表取締役会長でいらっしゃる木内孝さんが、2月28日、青梅市民会館で講演されました。

そのときの講演内容をまとめたものをいただきました。
気になる点を抜粋します。

・ドイツでは森を守るために持続可能性という意味の「sustainability」という言葉が、300年前に登場している。

森林問題に詳しい、富士通総研研究所の梶山恵司さんに取材させていただいたい際、梶山さんも「サステナビリティ」発症の地は、ドイツの林業にあると言われていました。
自分の世代だけでなく、将来の世代のことまで考えて、森林を育てています。

・スウェーデンの動物園には、スウェーデンの動物しかいない。もし、スウェーデンの子どもが上野動物園に来て、キリンやライオンを見たら可哀想になって泣き出すだろう。

この話は初耳でした。
動物園は、なぜか悲しくなる場所です。数年前に、サンフランシスコ動物園を訪問。ゴリラを見て、悲しい気持ちになった自分に驚きました。
動物園のあるべき姿とは、何なのでしょうか。考えさせられます。

・市民運動や企業が、何かをする必要があれば、
1)それを書きとめなさい、そしていたるところ、あらゆる機会に発信なさい。
2)誰がやるか、誰とやるか。仲間づくりをする。自治体や官僚まで巻き込む
3)それを具体化する「技術」は必要である


・判断に迷うことがあれば、
それが「自然にとってよいことか悪いことなのか。自然とは何なのか」考える。
「自然は人間がしたことに必ず反応する」
「自然は環境に合わないものを排除する」


今すぐこれらの言葉にピンとこなくても、ある時期になって、言葉が胸に響いてくることもあると思います。

なにかピンとくる言葉がありましたか?

今日は何位かな。
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posted by みの at 18:49 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月17日

フリペとクリエーター

coaster3.JPGフリーペーパーあれこれ
フリーペーパー発行者に聞く!
の続きです。

前回、フリーペーパー「coaster」発行人のアダチレイナさんをご紹介しました。

グラフィックデザイナーのアダチさんは、お仕事で、様々なデザインにかかわる一方で、好きなデザインができないというフラストレーションを感じられていました。

というところまでが前回の話。今日は、その続きです。

* * *
アダチさんはその後、会社を辞めて、フリーでデザインのお仕事をするようになりました。
それでも、自分がやりたかったデザインが、世の中に出回らないジレンマは抱えたまま。そんなときに、フリーぺーパーに出会ったといいます。

以来、フリーペーパーをつくりたいと考えつつ、今は始める時期じゃないと先延ばししていたところ、周囲に協力者が現われ、誘って見たところ、趣味(フリーペーパーの作成)につきあってくれることに。めでたく、「coaster」が誕生することになったのです。

5年間で10号(0号〜9号)を発行。1年に2−3号のペースとのこと。(8-9号のあいだ1年間ブランクあり)

現在では7枚の紙をクリップで留めた「coaster」ですが、最初は、一枚の紙を折りたたんだ形の「coaster」を考えていたそうです。

コンテンツ(内容)ですが毎号ごとに、一つテーマ(キーワード)を決めて、その号の全てのページをつくっています。
私がいただいた8号は、「change」がテーマでした。といっても、オバマさんの「change」じゃないです。

鈴木いづみさんという、コラージュに手芸をとりいれた作品をつくられているアーティストを迎え、捨てられてしまうゴミを使った作品制作の過程を紹介しています。ゴミに、「Love」&「Sence」を吹き込み、「Change」させ、別の、何か「意味のあるゴミ」(?)にするというわけです。

最終的には、不用品をつかった3つの「ランチョンマット」が完成。ひとつは、「病み上がりに捧げるランチョンマット」で、薬の空き箱などを利用しつつ、ランチョンマットの片隅に、薬置きケースが配置されていて、飲み忘れも防止してくれてしまう、優れた作品に!
他には「女子供に捧げるランチョンマット」(ペット付き・笑)、「三度の飯よりギャンブル好きに捧げるランチョンマット」(アルコールとおつまみ用のお皿付き)ができました。

作品は最終的には、ゴミとして捨てまして(そもそもの材料がゴミでしたし)、ゴミ捨て場に捨てられたゴミ(作品)までを写真に納めています。そのゴミにも、ゴミ(不用品)でデコレーションをするという徹底ぶり!すごいです。

「癒してくれるものは、(今回つくった作品のように)必要なものから外れたものなのでは、と考えています」とのこと。
そういう意味では、「coaster」の存在について、「あってもなくもいい」フリーペーパーと言われている点につながります。
あってもなくてもいいものこそ、楽しくさせるモノ…という哲学が、表紙裏にしっかり書かれていますので、必見です。



coaster.JPG


「一見、かわいらいしけど、中身は全然かわいくないフリーペーパーをを狙ってます」とアダチさん。

特集以外には、アート系の作品、連載コラムという構成になっていて、
作品は、広告の仕事をしていたときのデザイナーが協力。「デザイナーには、デザインのみならず、イラストが上手い人もいるんです」とアダチさんは言います。

映画のコラムは、幼馴染に書いてもらって、音楽のコラムは、参加しているバンドのメンバーに書いてもらっているとのこと。音楽もやっているとは、すごい!

そして、なんと、漫画家の三本美治(みつもと・よしはる)さんのコラムもあるんです。
「三本さんのファンでして、あるときお会いする機会に恵まれ、『coasterに共感してくださったら、ぜひご協力を…』とお願いしたところ、すぐに返事をいただけたんです」とのこと。

アダチさんの行動力もすごいですが、ご自身がつくられている「coaster」への思い入れが本物であるからこそ、三本さんにも、その気持ちが届いたのではないでしょうか。


さて、ここまで書いて、実際にcoasterを読んでみたい!と思われた方もいらっしゃるはず。配布先は東京23区においては、17-18箇所。

中野 タコシェ(本・CDなど)
      
下北沢 テラピン(カフェ) 

渋谷 UPLINK(映画館/カフェ/ギャラリー)
     

など。
coaster8号の配布先情報が、アダチさんのブログにあります。ここを見てください。


なお、現在準備中の10号は、「虫特集」です。アダチさんは、大の昆虫好きだそうで、コースターの裏表紙は、毎回必ず、虫の写真のアップなんですって。

coaster2.JPG


10号にはすごい人が登場すると聞いています。
「虫食い芸人」という方がいるそうで、電撃ネットワークに、「おまえにはかなわない」と言わしめた芸人のササキさんという方だそうで、ゴキブリを食べる記録で、ギネスに挑戦されている方だとか…

虫好きのアダチさん、目の付けどころが、スゴイです。
かわいい表紙で、中身はド〜ンと、インパクトの強いもので、という路線どおりですね。まだ10号は拝見していませんが、読んでみたいです。
切手代をこちらが負担すれば、バックナンバーも送ってくれるとのことです。

ちなみに、虫好きの背景には、アダチさんが育った自然いっぱいの原風景があるようです。これが、デザインの根底にあるものにもつながるそうです。

7号では、「昆虫喫茶」という、昆虫をお客にみたてた、ミニチュア喫茶店を開店。訪れた昆虫のお客様を写真に撮影。紹介したそうです。
「蜂蜜を入れたカップを小さな切株のテーブルの上に置いて、昆虫が寄ってくるのを、じっと待ちました」とアダチさん。
このアイディアに脱帽です!
面白い!



好きなデザインが仕事でできない。そこで、出会ったフリーペーパー。有料で発行するのではなく、無料(フリー)で。なぜなら、有料にすることで、利益をださなくてはいけないという「しばり」が生じるのが嫌だから。
発行代をだしてくれるスポンサー(広告主)をつのると、スポンサーの意向を気にした内容づくりになり、自由度がなくなってしまう。だから、広告なしのフリーペーパーに限る!

というわけです。


フリーペーパーを作りだして、アダチさんいわく、「ストレスを抱えてやっていたデザインが、楽しくやれるようになって、自分の拠り所になってきた」と言います。


クリエーターの皆さん、共感される部分があるのではないでしょうか?

私は文筆業を生業としていますが、仕事の文章と、ブログに書く文章は全然違いますし、扱うネタも、仕事だとぐっと狭まります。
ですが、日々いろいろなことを見聞きし、考えています。
それを、自分の脳みその中に閉じ込めていては、広がりも発展もない!それがもったいない(?)と思い、ブログを毎日更新することにしたのです。

私の場合は「文字」「情報」がメインですので、ブログをツールに選びましたが、アダチさんのように、デザインに携わっていられる方は、フリーペーパーが、ご自身を表現するキャンバスとなるのですね。

もちろん、フリーペーパーには、文字ばかりのものもありますので、私のブログを紙媒体におとして、たとえ5部でも配布すれば、立派なフリーペーパーになるというわけです。

自己紹介のツールとして、ブログのフリーペーパー版を作っても楽しいかもしれないな〜と、かつて、図工が(美術じゃない)が得意だった私は、考えてしまいました。




3回に分けてレポートしました、フリーペーパーについては、これで終わりです。
私の脳みそ内にとどめておいては、広がらない情報。今後も、どんどん書いていきます。ぜひ、皆さんの感性でキャッチしてください。

今後もどうぞよろしくお願いします!
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posted by みの at 15:22 | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月16日

フリーペーパー発行者に聞く!

前回の、フリーペーパーあれこれの続きです。

ゲストに、「coaster」というフリーペーパーをつくっているアダチレイナさんをお招きしてお話し、うかがいました。

coaster.JPGこれが、「coaster」です。大きさは、飲み物の下に置く“コースター”と同じくらいの大きさで、11センチ四方。

7枚の紙を束ねている左上の白いリングは、ルーズリーフなどをファイルするホルダーについているものを、ひとつひとつ切り取ったもの。(この説明でご理解できましたでしょうか?苦笑)

とってもカラフルなんですが、印刷は、家庭用のプリンターで行っているそうです。特別なインクを使用しているわけではないので、水がつくとにじむとのこと。(「コースター」ですが・笑)

すでに内容が出来上がっているとして、あとは紙に印刷して、切り取って、リングでまとめて…といった時間だけで、20部作成するのに、だいたい3時間かかるそうです。

かなり大変だと言われていたのが、白いリングのカットで、ルーズリーフのリングって、いくつもリングがつながってますよね。それを、カッターで一つづつ切っているのですが、「腱鞘炎になりそう」というほど、疲れる作業だそうです。
それでも、この種類のリングを使いたい!というところに、アダチさんのこだわりが感じられます。

また、紙面の四角は、角が丸くなっています。これは、「かどまる3」という文具で切っているそうです。



印刷は、B4用紙で、一度に6枚分(コースターの大きさだと6枚までとれる)プリントしているそうです。
両面印刷を手動でしていて、後ろの印刷がズレてしまうと、やりなおし。「0.1ミリのずれも許さない」と、ここにも強い、こだわりがあるようです。

そんなにこだわるのなら、プロの印刷屋に頼んだらいいじゃん、という質問がありましたが、当然のことながら、外注はコストがかかりますし、また、画用紙を使っているので、普通の印刷よりもコストがさらに高いので、自分で行っているとのことでした。

そうとう家庭のプリンターを駆使されているようで、「廃インクタンクがいっぱいになってしまうんです」とアダチさん。
え?私、分かりませんでした。家庭用プリンターで、インクのかすってたまるんですか? 私はそれほどプリンターを使っていないということなのかもしれません。

私からみたら、こんなに大変な作業なのに、よく続くなと思ってしまいます。
アダチさん曰く、「一号につき200部、作成しているのですが、フリーペーパーづくりが楽しい作業でありつづけるように、楽しんでやっているところで、止めておくんです。作業が嫌にならないように」
とのこと。

部数が200部であること、ページ数などは、アダチさんが楽しく作業できる適量なのかもしれません。



なぜ、フリーペーパーの作成を始めたのでしょうか?

アダチさんは短大卒業、グウラフィックデザイナーになられました。
いろいろな仕事を経験するにつれ、デザイナーは好きなデザインができるとは限らないというフラストレーションを感じました。
「広告の仕事もしていましたが、膨大なお金をかけています。クライアント(依頼人)にBESTなものを提示しても、何度もやり取りしている間に、最初に提示したデザインがどんどん変わって、10回くらいやりとりすると、最初に提示したものに近いデザインに戻っていたりとか。
クライアントがあっての仕事なので、仕方ないのですが。街に大きく貼られている自分が手がけた広告(ビルボード)を見て、『最初はこうじゃなかったのに』と思うことも結構あります。」

ということで、すみません。時間切れです。
アダチさんが仕事で感じたフラストレーションと、フリーペーパーはどのような関係にあるのでしょうか。
全てのクリエーターが共感できるフラストレーションですよね。
続きをご期待ください。

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2009年05月15日

ゴーヤの秘密

goya.JPGゴーヤの美味しい季節になりました。今年初めてのゴーヤチャンプルー(写真)を食べたところです。

先日、居酒屋で沖縄出身の料理人の方とお話をする機会があり、ゴーヤにまつわる興味深い話をお聞きしましたので、ご紹介したいと思います。

今では東京で、ゴーヤの苗が売られていますが、沖縄から本州に持ち込むのに、約20年の歳月が必要だったそうです。

なぜかというと、ゴーヤ目的で飛んでくる「ウリミバエ」(ウリミバイ)を、本州に持ち込むの防ぐだめだったといいます。

ウリミバエを絶滅させるため、沖縄では民間の飛行機を使って、去勢したオスのウリミバエを散布したそうです。
この作戦のため、通常では絶対に許可されない、沖縄の米軍基地の上空を民間機が飛行することもOKになったそうです。

去勢したウリミバエが交尾しても、子孫が残せません。こうして、約20年かけて、ウリミバエを駆除し、ゴーヤの本州への持ち込みが解禁されたのだそうです。


ゴーヤ上陸の背景には、こんな話があったとは…

生態系の観点から考えると、ウリミバエの駆除によって、ウリミバエを天敵としていた生物が増加し、生態系のバランスが崩れたのではないかと考えてしまいますが、真相はいかに―。

今日もお読みいただき、ありがとうございました!
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2009年05月14日

ドイツ 過半数が原子力撤廃を支持

ドイツ 過半数を超える人々が原子力発電撤廃を支持EICネット

ドイツ連邦環境省は、4月24日、原子力発電の安全と撤退に関する世論調査の結果を発表した。これは、同省の委託により、Forsa社が4月20〜22日にかけて実施したもの。調査結果の概要は以下のとおり。

●66%の回答者が原子力発電撤廃の時期は適切、または前倒しすべきだと回答。12%は、撤廃の時期を遅らせるべきだと回答。18%が、原子力発電撤廃を撤回すべきだと回答した。

●70%の回答者が、原子力発電は事故のリスクが高いと回答。26%は、20年前のチェルノブイリ事故と同様の重大事故が今日でも発生しうる可能性があると回答。44%は、原子力発電は、今日では、世界的に安全になりつつあるが、事故の可能性は未だに高いと回答した。
 一方、24%の回答者は、過去20年間で、世界的に事故のリスクは減少し、リスクは甘受できると回答。4%が、原子力は今日では安全で、事故の可能性はないと回答した。

●57%の回答者が、自分や家族にとって、原子力は危険、または非常に危険であると回答。これは、18歳から29歳までの世代を除いて、全ての世代で過半数を越えた(18歳から29歳は49%)。【ドイツ連邦環境省】


先日の、「オバマジョリティ」につながるニュースですね!

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